とても多いケガのひとつです。
足首は外くるぶしの方が長いため、内側にひねってしまうケースが多いです。
痛みの程度(体重をかけて歩けるかどうかなど)や、ケガからの日数に対しての腫れや内出血の程度をまず確認します。
ケガした翌日~3日くらいの時期にさほど腫れていなければ、軽症と考えられます。
ケガした直後に受診された場合は、まだ腫れてきていない状態ですので、痛みの程度から重症度を診断します。
こうした診察で必要と考える場合は、レントゲン写真で骨折があるかどうかを確認します。
靱帯について
骨折がなくても靱帯はいたんでいます。
特にいためやすいのが前距腓靱帯(ぜんきょひじんたい)という靱帯です。
靱帯はエコー検査で状態を確認することもあります。
その他、足首ではなく少し前の足の部分を強くひねってしまう場合もあります。
その場合は二分靱帯損傷、踵骨前方突起の裂離骨折といった病名がつきます。
またさらに前の外側を痛めることあり、第5中足骨基部骨折という骨折がないかもみておきます。
まずはお気軽にご相談ください
重症の場合は骨折がなくてもギプス固定することもあります。
初期に体重をかけないほうがよい場合は松葉杖を使っていただきます。
ケガの状態が落ち着いてきたところで、リハビリテーションで足首の機能の改善を目指します。
軽症の場合はサポーターでの固定で十分なことも多いですので、まずは診察をおうけください。
もりのみや整形外科では、整形外科専門医・脊椎脊髄外科専門医である院長による診療と、理学療法士(PT)によるリハビリテーションを実施しております。
ちょっとした身体の不調でもお気軽にご相談ください。
スタッフ一同、チームで患者様の健康をサポートいたします。